テキストに載っていない彩色の仕方(原色に近い濃い色を出す)

インストラクターの皆様こんにちは。

今日は、テキストに載っていない彩色の方法を一つお伝えします。

このステンドグラスアートは、色彩のグラデーションを付けられる事や、ほんわりした色彩で透明感が出せる事が特徴なのですが 「バシッと原色に近いガラスの感じを出す」という事も出来ます。→右の絵は全体的に淡い色調なのですが

アクセントで野いちごの赤のみ、この方法で強く出しています。

やり方は

水に濡らした筆でパステルを直接こすります。

でそのままトレーシングペーパーの上に彩色。

←でこんな感じに色が出ます。

(ちなみに一番上の赤が最初のパステル直描。下がそれに通常のやり方で筆でパステルの粉を定着させた色。上の方にちょっとオレンジを重ねてますが・・・

でその真ん中にある濃い赤がこのやり方で描いたものです。)

このやり方は、濃く出したいところに一番最後に足す という感じでやられると良いかと思います。

なぜなら、パステルも濡れてしまうので乾くまで通常の使い方ができない

という点と筆にもしっかり色がついてしまうので落とすのが大変。

落としきらずにそのまま違う色をのせた場合(特に黒っぽい色は) 

濁りが出る可能性大だからです。


よくダイソーパステルじゃだめですか?というご質問を頂くのですが、私は粉っぽくて扱いづらいのでこのPステンドグラスアートではおススメしていないんです。

ですがダイソーパステルも発色という面ですごく良かったりもしますので、この濡れた筆で直接取って描くというのでは良いと思います。粉飛びしませんしね(^^)v


是非 お試しになってみて下さい。